• YUYA SEKIGUCHI

EVILWIREオリジナルデニム製作への道~第1回~

みなさんおはこんばんちは!


梅雨もあけず微妙な気候の中いかがお過ごしでしょうか。


さて、今回はオリジナルジーンズ完成までの道のりを少しずつブログで紹介していきたいと思っております!


なぜなら、今回EVIVLWIREジーンズ制作にあたって並々ならぬ拘りを詰め込んでしまっているからなのですw


プライベートブランドでここまでやっているのは多分日本で僕一人ではないかと思いますw


まずはオリジナルの生地製作から。


当初は当然ながら、生産する工場にて取り揃えていただいた生地を使用するつもりでした。


理由は簡単で、

①誰もが知っているデニムブランドを生産している工場で製作させていただく事、

②いくらセルヴィッジデニムが高価だとしても、この時代世の中には色々な生地が溢れかえっている、

③個人レベルでの製作にかけれるコスト


まぁ簡単な話ですw


が、しかしながら、僕の欲求を満たす生地が何とたった1種類しか無かったのです!

正直もっと選択肢はあると思っていたのですが、(僕の拘りが強すぎるのか?w)、納得できる生地が1種類。。。

しかも納得度95パーセント。。。


そして、ついに、悩んだ末に生地から作っていただく事になったわけですw

(バカとでも何とでも呼んでくださいw)


いきなりそんなところからスタートしてしまった今回のEVIVLWIREジーンズ製作ですが、何回かに渡って製作過程を紹介していけたらなと思っております!


今回生地のサンプルができましたので紹介したいと思います!

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ヴィンテージデニムと聞いて一番最初に思い浮かぶのはまずはこの”セルヴィッジ”ではないでしょうか?↓

生地の端っこ(耳)の部分ですね!

まぁ言ってしまうとここが一番拘りたかった部分でもあるんですよねw


よくある赤耳(赤色の線が濃く入っているもの)でも赤が本物の様に退色してピンクから完全に色が抜けて白になれば問題ないのですが、ヴィンテージジーンズは50年も60年も経ってやっと色が抜けるわけですから、それを待ってる間に死んでしまいますw

遅くても10年で再現したいところ。。。


しかし、今まで僕が収集してきたデッドストックやワンウォッシュ程度のヴィンテージでも耳の赤糸はほぼ退色して白に近い色になっていました。


そうです、僕がやりたい事は50年、60年前に作っていたジーンズの再現ではなく、

50年、60年前に作られた(しかもハイブリッドシルエット)ジーンズのデッドストックの再現というのがテーマなのです!!


話が飛んでしまいましたが、下の画像でも解りづらいほど”かなり薄っすらピンク”の線が入っています!↓

これは何度も洗った生地ですがリジッド生地の状態からこの”かなり薄っすらピンク耳”

なのです!

おそらくヴィンテージ好きな方ならこれだけでご飯10杯食えるんじゃないですかねw?


基本的な話にはなりますが、耳の端が最後まで綾織りになっているのが本当の耳です。

よく赤耳に似せた偽物がありますが、ここを見ていただけたら一番いいかと思います!

洗いをかけることによって生地が収縮し膨らみも大きくなり(※写真1)サイドシームの当たりが良くなるわけですね!↓



(※写真1)サイドシームのアタリ(色落ち)と赤耳(60s501BIG’E’)↓




ここまで見ていただければわかると思うのですが、見てください!

この糸ムラ感!!

これは生地の糸自体が均一ではないためこの美しい色落ちになってゆくのです。

これは旧式の力織機で生地を織るためになる現象でヴィンテージデニムの一番の魅力です!


旧式力織機とは↓

【 シャトルを使うため、シャトル織機とも呼ばれる。 織物はタテ糸とヨコ糸で構成されている。旧式織機は、ヨコ糸を往復するシャトルに内蔵して通し、織布する機械。 構造上、織るスピードを上げることができない。 旧式力織機は、最新の機械に比べて1/4~1/5の生産効率であるが、タテ糸を過度に引っ張らないため、糸本来の個性が活きた、嵩高な生地が織れる 】


要は、糸にテンションをかけずに織っていくので糸本来のデコボコ感がそのまま残っているわけですね!

そして生地がデコボコしているので生地表面の出ている部分だけが擦れ、ジーンズは縦目地で生地を主に使用するので、いわゆる(※写真1)「縦落ち」(縦に線が入ったように色落ちしていく事)が発生するわけです。


素晴らしいですよね!!!



さてさてまだまだ書きたいことは山ほどありますが、続きはまた次回で!!

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