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EVILWIREオリジナルデニム製作への道~第2回~

ついに1stサンプルが上がってきました!!

バックポケットのステッチ、赤タブ、パッチはまだ付いてませんが、シルエット、生地、ほとんどのステッチは完成形でございます!

流れるようにかかったテーパーとお尻から膝にかけて膨らみを持たせてます!


実際にはモデル(165センチ60キロ)で30インチでジャストですが、サンプルが32インチのため、ワンサイズ上を穿いていおり、少しダボついています。

バックポケットが下がり気味に見えるのは股上を深くしているからです!

これはアジア人特有の、「ジーパンの似合わなさ」を回避させるための深さなのです。

特に日本人はジーパンをウエストで穿く事が多いため、非常にダサくなりがちです。

それは間違ったサイズ選びにも関係してきます。


皆さんは

シュリンクトゥーフィット

と言う言葉をご存じですか?

ジーンズが少しでも好きなら誰もが耳にしたことはあるはずです。

これは、

「縮ませてフィットさせる」

と言う意味ですが、この言葉が有名になったせいでサイズ選びを間違える日本人が続出しました。

「縮むから大き目を買おう」という考えは捨ててください。

本来のシュリンクトゥーフィットは

「縮むとこは縮むけど、伸びる所は伸びて、体にフィットする」

と捉えるのが正解です。


よく考えてみてください。

デニムは丈夫な生地ですが、あくまでも布なのですw

穿いていれば普通に伸びますw


特にウエストは苦しくなるのが嫌で少し緩めを選びがちですが、僕はいつもジーパン選びの時は、お腹をへこませてギリギリボタンが止まるサイズを選んでいます。

そして、あえて少し下げて、腰骨までウエストを1センチから2センチ落として穿きます。

このサイズ選びと腰の位置で基本、どんなジーパンでもカッコよく穿きこなせ、ヒゲもカッコよくつきます。

欧米人のようなカッコいい穿きこなしに間違いなく近づきます。

最初はもちろん少し苦しいですが、穿いていると3日程度で普通に伸びてきます。

そして、生地が水分を吸うことにより、余裕のある部分は縮んでいきます。

(正確には生地に対して縦目のみ縮む)

↑この時点で初めて自分にピッタリのジャストサイズなのです。

通常、クリーパー(ラバーソール)はスキニーや細身のスラックスにしか合いませんが、それを実現しています。

すなわち、ローテクスニーカーはもちろんのこと、ハイテクスニーカーや、ブーツにも合わせられるのです!

今までそんなジーンズを僕は見たことがありませんでした。


そこで15年ほど前に自らの手でヴィンテージのジーンズを解体し、手作業で試行錯誤してシルエットを直したのです。

それを当時履いていた僕は、いろんな方から声をかけられました。

「どこのジーパン???」

ってw


そうです、このジーパンの一番の売りは

「どんな履物にも合わせられるヴィンテージ(クラフト)系ジーンズ」

というところなのです!

すなわち、ジャンルやスタイルを問わず、最高な色落ちや、エイジングを楽しめる訳なんです!!


絶対こんなジーパン日本にはないはず!!(言い切る)

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